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百萬塔陀羅尼

百万塔陀羅尼経

年代のはっきりした世界最古の現存印刷物

称徳天皇の勅命により100万巻が印行され、100万基の小木塔に収めて十大国分寺に分置された「無垢浄光陀羅尼経」(770)は、一般に「百万塔陀羅尼」と呼ばれる。開版年代の明らかな世界最古の現存印刷物といわれている。1966年、韓国の慶州でそれより20年古いといわれる「無垢浄光大陀羅尼経」が発見されたが、これが世界最古である確証はない(写真の中央一塔が原塔で、他は複製したものである)。

4種の陀羅尼

4種の陀羅尼

百万塔陀羅尼には、六度陀羅尼・相輪陀羅尼・自心印陀羅尼・根本陀羅尼の4種類(写真は複製)および異版4種がある。印刷の手法に関して木版説と銅板説があるが、木版説が有力である。